パチンコの羽根モノは、現行では機種数が少ないため選択肢が限られています。
そんな中で、今回は勝てるおすすめのハネモノ機種をピックアップしました。
どの羽根モノを打とうか迷っている人は、機種選びのヒントとして下さい。
※パチンコは満18歳になってから!
【2024年】注目の羽根モノ機種
かつて「トキオシリーズ」が羽根物の代名詞で、その人気は絶大でした。
しかし、2024年はトキオに次ぐ新たな推薦機種が浮上しています。
長年愛され続けている「羽根モノ」の最新おすすめ機種を紹介します。
ポチッと一発おだてブタ2
2024年1月から導入が開始された「ポチッと一発!おだてブタ2」は、伝統的な羽根物のパチンコ機です。
スタートに玉が入ると羽根が開いて、役物のVゾーンに入賞すれば大当たりが確定する、直感的でシンプルなゲーム性を誇ります。
特に羽根モノの入門者に最適な機種です。
スタートチャッカーは底面に3つ設置されており、外側から入ると1回、中央から入ると2回羽根が開きます。
役物では、玉が羽根に拾われた直後にシーソーで分岐する、2つの主要な経路があります。
左側の通常経路では、タイミングよくプレートが玉を押し出し、回転体に導かれます。
この回転体には合計8つの穴があり、1つは赤いV入賞の穴、1つは青いリプレイの穴、そして残り6つはハズレです。
V入賞の確率はおよそ1/6で、リプレイからもV入賞が可能です。
リプレイが出ると、遠隔操作おだてルートからSPルートに進みます。
シーソーがパチンコ玉を右に送るか、リプレイを引くと、SPルートへ進む2つの経路のどちらかを辿ります。
ここでは、およそ1/3の確率でV入賞のチャンスが生まれます。
羽根が2回開く場合、2回目に玉を拾う際には、プレートが玉を押し出すタイミングに大きな期待がかかります。
この機種は、手軽に楽しめる羽根物として魅力的です。
釘や寝かせの状態が良好ならば、容易に大量の出玉を獲得することが期待できます。
前作の「トキオ」では、どのタイミングでも羽根が玉を拾うチャンスがありました。
しかし、おだてブタ2では羽根が開いた瞬間に入らないといけないため、「玉ちゃんファイト」のような動きが求められます。
スカイレーサー(設定付き羽根物)
設定機能を搭載した羽根物パチンコで注目すべきは、飛行機の役物が登場する「スカイレーサー」です。
役物によるV入賞やデジタル表示の特図大当たり(直撃)が特徴で、直撃確率には6段階の設定が存在します。
全ての大当たり後には時短機能が発動し、ヘソ入賞からは「スカイチャレンジ」という4回のチャンスが得られます。
電チュー入賞からは、20回の「スカイラッシュ」へと突入可能です。
【設定別 大当り確率】
- 設定1: 1/319
- 設定2: 1/273
- 設定3: 1/200
- 設定4: 1/158
- 設定5: 1/131
- 設定6: 1/111
設定1でも約70%の継続率を誇る「スカイラッシュ」は、羽根物ならではの連チャン性能が魅力的です。
演出時に枠が赤い場合、高設定の可能性が高く、赤でハズレた際は設定6の可能性が極めて高いと言えます。
また、オーバー入賞時に聞こえる声が女性の場合、高設定である可能性が増します。
左右のゲージが非対称のため、ヘソに近い左側を狙うのが一般的ですが、状況に応じて右側を狙うことも考えられます。
左右を巧みに使い分けることで、期待値を高めるプレイが可能です。
ニュートキオ(ハカマ・ヘソ)
2021年6月に登場した「トキオ」の後継機種として、ニュートキオがおすすめです。
爆裂マシンではありませんが、羽根モノ特有の積み重ねで、着実に出玉を増やしていくスタイルが魅力です。
前作と比較して、通常ルートでもV入賞の機会が大幅に増えています。
最大ラウンドが16Rから10Rに削減された代わりに、賞球数が14個に増加しました。
3Rでも前作より多くの出玉を得られるため、勝ちやすくなっています。
技術介入が可能なこの機種では、大当たり中のチョロ打ちなどでこぼれを減らす工夫が有効です。
1玉でも多く入賞させることで、前作よりも4玉多く出玉を得ることが可能です。
前作以上に技術介入の重要性が高まっており、こうした地道な努力が勝利への道を拓きます。
ニュートキオには、個体差が大きく感じられます。
中には大当たり確率が1/50の台もあれば、1/20のものも存在します。
通常は鳴きや、寄りの釘を見ることで大体の判断がつきます。
しかし、役物に入った後の玉の動きやスペシャルルート、ラウンド振り分け時の玉の動きなど、釘だけではわからない部分もあります。
羽根モノでは、役物の特性も重要です。
ニュートキオでは当たりを何回か消化してみると、その台が勝てる台かどうかの判断がつくでしょう。(20代男性のレビュー)
ニュートキオGREEN
2024年2月に導入された「トキオ」シリーズの最新機種、ニュートキオGREENについて紹介します。
この羽根モノパチンコは、玉のリアルな動きを楽しむことができる機種です。
大当たりの流れは、スタート入賞で羽根が開き、その後拾われた玉を用いて役物で抽選を行うという典型的な流れを持っています。
Vゾーンに玉が入ると、大当たりです。
役物の構造はシリーズの伝統を継承し、ミニタワーが玉を通常のルートかスペシャルルートに分けます。
スペシャルルートは回転体に直接玉が落ちるため、V入賞の可能性が高まります。
回転体に乗った玉が、Y字型の直線を通過するタイミングでV穴に向かうと、さらに大当たりのチャンスが生まれます。
通常ルートでは可変スロープを利用し、回転体を通過せずに当たるイレギュラーな場合も期待できます。
V入賞後は、タワーギミックによるラウンド抽選が行われます。
10R入賞時には振動機能が作動し、特定条件でプレミアムBGMが流れるなど新たな要素が追加されています。
ラウンド抽選機能はシリーズの伝統を保持し、1段目の穴が3RまたはUP(2段目に昇る)で比率は1:2、2段目の穴が5Rまたは10Rで比率は1:1です。
大当たりの割合は3R:5R:10Rが、それぞれ1:1:1の割合で設定されています。
大当たりはゲーム盤の下側にあるアタッカーで処理され、羽根よりも玉のこぼれが少なく、ストレスなくスムーズに出玉を消化できます。
超ハネ獣王
獣王シリーズの羽根物で話題の「サバンナチャンス」に注目です。
盤面左下のスタートに玉が入るとデジタルが作動し、「GO」表示が出ると羽根が開放されます。
約1/10の確率で「GO SP」が表示され、この場合は羽根が3回開放され、SPルートに突入することが期待されます。
羽根が開放された際に拾われた玉が役物を通過し、Vゾーンに入ると大当たりが成立します。
初回のV入賞で出玉約120個を獲得し、「獣王ルーレット」が起動します。
電チューからの大当たりで、出玉は約1000個に達します。
大当たり後の「獣王ルーレット」でドット上に「A」が表示されると、「サバンナチャンス」に突入。
サバンナチャンスは300回の時短で、4回のリミットまで連チャンが続き、9Rの大当たりを3回繰り返すことで、約3000発の出玉を獲得できます。
リミット到達後に残った保留で「サバンナチャレンジ」が発動します。
サバンナチャレンジは、サバンナチャンス終了後に残った保留がある場合に限り発生する特別抽選です。
残りの保留1個で羽根が開放され、役物を突破してV入賞が成功すれば、9Rの大当たりと共に再びサバンナチャンスに進むことができます。
【結論】現行ではトキオシリーズが人気
P機の規制により、市場にある羽根モノの数は減少しました。
現在のP機での羽根モノのラインナップは以下の通りです。
・Pファミリースタジアム(2025年1月導入)
・Pポチッと一発!おだてブタ2
・PAウイニングボール
・Pニュートキオ GREEN
・Pニュートキオ ハカマタイプ
・Pニュートキオ ヘソタイプ
・P超ハネ獣王
・P羽根モノ獣王GO2
・Pスカイレーサー
・P怪盗おそ松さん
この中で純粋な羽根モノタイプを保持しているのは「ニュートキオ」と「超ハネ獣王」だけです。
一方で、超ハネ獣王GO、怪盗おそ松さん、スカイレーサーなどは一種二種混合機として設計されています。
特に「スカイレーサー」は一撃の出玉が大きい機種で、1回の大当たりで640発の出玉があります。
初当たり後の4回転が「スカイチャレンジ」という時短になり、この時短中に再び大当たりすると、20回転の「スカイラッシュ」に進み、この時短中に電チューからの大当たりはすべて10ラウンドとなります。
標準的な現行羽根モノとしては、トキオシリーズが依然として主流です。
羽根モノでの戦略としては、釘の調整やネカセの具合が非常に重要です。
私の基本的な戦略は、1k当たりの鳴きが10回するかどうかを確認することです。
羽根の拾い具合は機種によって異なりますが、通常は鳴きに対して約1/3から1/2程度を拾うことを目安にしています。
また、役物内部のクセを確認することも重要です。
トキオシリーズでは、特に役物内部のクセやネカセが大当たりに影響を与えます。
台のクセは短時間で判断するのが難しいため、実際に多く打つことで評価することが大切です。
特にスペシャルルートにあまり進まない台、またはスペシャルルートで同じタイミングで外す台は、ネカセが不十分な可能性が高いため避けるべきです。
他の台に関しては、タイミングや運に左右される面が大きいため、鳴きと拾いをしっかりと見極めて遊ぶべきでしょう。