梅雨の時期が到来しました。
雨が降ると、パチンコホールでの回収が多いという印象を持っていませんか？
それとも、逆に出玉が多いと感じていますか？
雨の日に出玉が多いかどうかを知ることで、お客さんの立ち回りに有利な情報を提供します。
今回は、パチンコホールと天候について詳しく説明します。
※パチンコは満18歳になってから！
【先に結論】
・雨の日のパチンコホールでは出玉が少ない。
・実際には稼働が高いため、出ているように見えることがあります。
・天候を考慮した立ち回りが推奨されます。
雨の日は回収が多く、全体的に出玉が少ない
結論から申し上げると、雨の日はパチンコホールが全体的に出玉を抑える調整を行います。
では、なぜ雨の日に回収日となるのでしょうか？
その理由は、晴れた日に比べてお客さんが多く来店するからです。
仕事が休みの人が集まるホール
例えば、平日に雨が降る日。
建設業の職人さんや農業従事者など、雨で仕事が休みになることがありますね？
そんな時、「パチンコにでも行こうか」と考えるわけです。
このような職種の方々は、大半が男性で、ギャンブルを好む傾向にあります。
そのため、雨の日にはパチンコホールの来店者が増加するのです。
雨で外出が難しい日の来店者増
次に、週末や祝日が雨天になった場合を考えてみましょう。
休日だけれど雨で外に遊びに行けず、「じゃあ、パチンコにしようか」となるわけです（笑）。
家族でのお出かけを予定していたが、雨で計画が変わり、家族を残してお父さんがパチンコホールへ向かうこともあります。
このような状況が重なると、特に土日や祝日、長期連休中に雨が降ると、ホールの客数が増えるのです。
統計によると雨天時は客数増加
地域差はありますが、私が管理していた地域では、雨の日はお客さんが平均して増えることが確認されています。
この現象は周辺の競合店でも同様でした。
実際に、ライバル店の来店者数を日々調査しており、得られた統計データによると、雨天時の稼働率は通常時比で約10%から20%増加します。
皆さんも「雨の日はいつもより混んでいるな」と感じたことはありませんか？
雨天で客が増えるから出玉を控える
雨が降るとお客さんが増えることが明らかになりました。
これが「雨の日のパチンコホールは回収が多い」という理由です。
どういうことかというと、雨が降るとお客さんが自然と来店するため、「そうなれば、出玉を抑えても問題ないだろう」と考えるわけです。
集客のために玉を出す本来の理由
パチンコホールが出玉を多くする主な理由、それは「集客」のためです。
特に新台導入や特定のイベントの際には、利益を還元してお客さんを引きつけることが一般的です。
これらはホールの「営業努力」と考えられます。
もちろん、「出玉を多くする」と宣言しておきながら実際には実施しない「嘘イベント」も存在しますが、そういった行為が続くと客足が遠のくことになります。
だから、実際には出したくなくても、一定量の出玉を還元することが稼働を維持するためには必要です。
しかし、雨の日は状況が異なります。
新台やイベントを行っていなくても、雨が降るだけで自然とお客さんが来店するのです。
これは、パチンコホールにとっては非常に有利な状況です。
何も努力せずとも自然現象によって集客が可能なため、出玉を多くする必要が少なくなります。
また、「雨の日は出玉が多い」と公言していないので、出玉を抑えても問題はないというわけです。
結論としては、
「雨の日はお客さんが自ら来店するため、わざわざ出玉を多くする必要はない」
「努力せずとも集客できるのなら、回収を優先して利益を上げる方が合理的」
とホール管理者は考えるわけです。
そのため、雨の日は「回収日で出玉が少ない」とされるのです。
雨の日に出やすいと錯覚する現象
雨の日にパチンコが出やすいと感じる人もいますが、実はこれは錯覚に過ぎません。
「雨の日は普段よりも出ているように感じる」という意見がありますが、その感覚は実際のところ誤解です。
ホールは雨の日に釘を閉めるなどして出玉の調整を行います。
これは、自然と来店するお客さんを見込んでの回収策です。
見た目上、出ているように感じることがあるかもしれませんが、それは単に状況や環境がプレイ感を高めているだけです。
このような錯覚に騙されないように、常に現状を冷静に分析し、自己の判断を信じることが重要です。
稼働率の高さが出ている印象を与える
雨の日は来店者が増え、その結果、ホール全体の稼働率が上昇し、店内が活気づきます。
この状況が、まるで多くの玉が出ているように見える錯覚を生み出すのです。
例えばスロットの場合、設定が全て最低でも、ホールがフル稼働であれば、出玉が多いように感じられます。
対照的に、たとえ設定が最高でも、誰も遊んでいなければ出玉はありません。
フル稼働のホールでは、データカウンターも活発に動き、それがさらに出ているような印象を強めます。
具体的には、設定1で機械割が97%の場合、1万枚の入賞で約9,700枚が戻ってくる計算になります。
これが、出玉が多いと感じられる一因です。
しかし、設定6であっても、遊ばれなければ出玉はゼロ。
この状態では、島が通路のようになり、データカウンターは「0」を示し続け、来店者には出ない印象を与えます。
これらの事実からも明らかなように、パチンコやスロットは稼働するかどうかが、来店者に与える印象に大きく影響します。
稼働が多いと回収日でも、多くの出玉があるかのように錯覚させるのです。
さらに、駐車場が満車のパチンコホールと空車のホール、どちらが出ていると感じられますか？
多くの人は満車のホールの方が出ていると感じるでしょう。
つまり、ホールがどれだけ賑わっているかが、出るか出ないかの印象に直接関わっているのです。
土日祝の高稼働が出ている錯覚を生む
平日と比べて、土日祝のほうが釘の調整や機械の設定は厳しくなります。
実際、より渋い設定が施されることが一般的です。
土日祝に甘い調整をするホールは存在しないと断言できます。
しかし、なぜか土日祝は玉が出ているように感じられることが多いのです。
これは、土日祝には平日に比べて稼働率が高いためです。
多くの人が遊んでいることで、ホール全体が活気づき、出ているような錯覚を覚える原因になっています。
雨の日の高稼働が出ている印象を強める
雨の日に出ているように見えるのは、通常よりも多くのお客さんが来店し、稼働率が上がるためです。
実際には、ホールが特別に出玉を多くしているわけではありません。
「雨の日はパチンコホールが出る」と考えているお客さんは、実はホールの計画的な操作による錯覚に陥っているのです。
雨の日には自然と来店者が増えるため、ホール側は通常より厳しい設定でも、悪い雰囲気になりにくく、効率よく回収が可能となります。
【結論】天候を考慮した立ち回りが重要
雨の日にパチンコが出ない理由が明らかになったことでしょう。
「雨の日は出る」と信じていた方々も、これからは釘読みや設定推測の精度を更に高め、パチンコホールの戦略に惑わされないようにしてください。
ホールの全体的な雰囲気だけで出るか出ないかを判断するのではなく、各台が「出る設定」になっているのか、「回収設定」になっているのかを個別に評価することが必要です。
パチンコホールが天気に応じて営業戦略を調整している以上、プレイヤーもそれに合わせた立ち回りを考えるべきです。
特に、晴れの日に比べて雨の日は回収の傾向が強いことを念頭に置いて、計画的に遊ぶことが推奨されます。
