スロット初心者の方々が、リール図柄を揃えるのに苦労し、目押しを成功させられないことがよくあります。
動体視力が低いと、スロットの目押しは不可能なのでしょうか?
今回は、目押しをマスターするためのテクニックと、トレーニング方法をお伝えします。
最初に明かしておくと、ボーナス図柄を揃えるくらいであれば、動体視力の有無にかかわらず、誰でも目押しが可能です。
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スロットの目押しと動体視力の相関
私がスロットに初挑戦した際、目押しをマスターしている友人を「すごい!」と感じたことがあります。
機種は4号機のハナハナです。
初めての時は、「自分にも目押しができるだろうか?」という不安がありました。
ですが、練習してコツを掴むと、あっという間に「7」や「BAR」を揃えられるようになりました!
このような私の体験を基に、スロットでの目押しスキルの向上法をご紹介します。
ボーナスを揃える程度なら不要
スロットを打つ際、しばしば動体視力の必要性が強調されます。
動体視力とは、動く対象を認識するための視力です。
※静止している対象を見る能力は、静視力と呼ばれます。
例えば、運転中には周囲が絶えず動いており、この動体視力が重要とされています。
それではスロットの目押しに、動体視力は重要でしょうか?
動体視力が劣っていると、目押しに影響があるのでしょうか?
答えは、BIGやREGのボーナス図柄を揃える程度であれば、動体視力が劣っていても問題ないということです。
通常のスロットプレイでは、動体視力の良し悪しにこだわる必要はありません。
図柄を直視で追うなら必要
ただし、リールの図柄を直接見ようとする(直視する)場合は、良好な動体視力が必要です。
直視とは、高速で回転するリールの図柄を直接、目で追って認識することを意味します。
動体視力が高いと、リプレイやベルなどの図柄がはっきりと識別できます。
この技術は、リプレイハズシなどの技術に役立ちます。
先ほどの友人は「リプレイやベルがはっきりと見える」と言っています。
私自身は、直視で図柄を見ることはできませんので、動体視力はそれほど良くないと自認しています。
そんな動体視力がイマイチな私でも、ボーナス図柄を目押しするくらいはほぼ正確にできます。
ボーナス絵柄は小役より目立つ
なぜ、動体視力が悪くても、ボーナス図柄ぐらいなら揃えられるのか?
それは多くの機種では「7」や「BAR」が、目押しを容易にするために目立つようデザインされているからです。
たとえば、ボーナス図柄は他の図柄よりも一回り大きく描かれ、赤色などの目立つ色で表現されています。
さらに金色で縁取られたり、図柄が透明で背後のライトが透けて見えるようになっていることもあります。
これらの特徴により、ボーナス図柄は他の小役図柄よりも際立って見えるため、動体視力が低い人でも簡単に識別可能です。
・大きな図柄
・赤色の塊
・光っている箇所
これらをぼんやりと捉えるだけで、目押しを行うことが可能です。
次に動体視力が低い方でも、目押しをマスターするコツと練習方法をご紹介します。
目押しができるようになる練習法とコツ
目押しをマスターする前に、覚えておくべき重要な点があります。
単に図柄が見えるということだけが、目押しを完璧に行えるということではありません。
「動体視力が良いから全ての図柄が見える」という人でも、目押しの成功率が悪いことはあります。
スロットで目押しを成功させるためには、
1. 目押し対象の図柄が見えること
2. 見えた図柄を狙った位置でストップボタンを押せること
の2つが必要です。
図柄が見えたとしても、それを正確な位置で停止させる技術が伴わなければ、真の目押しとは言えません。
つまり見えるだけではなく、そのタイミングを正確に把握する技術も重要です。
しかし、最初のステップとしては、まず図柄が視覚的に認識できることが基本です。
そこで次に直視しなくても、ボーナス図柄が識別できるようになるためのコツを解説します。
リールの両端の出っ張りを見る
既に述べた通り、ボーナス図柄である「7」は、他の小役図柄と比較してリール全体に広がる大きさで描かれています。
そのため、リールの端を注意深く見ると、「7」の一部がちらりと通過するのが観察できます。
この「7」は図柄が大きいために、出っ張っているかのように見えることでしょう。
このテクニックの要点は、リールの中央ではなく、右端や左端に注目することです。
リールの中心を見てしまうと、小役を含む多数の図柄が一緒に通過してしまい、動体視力が低いと識別が困難になります。
多くのスロット機では、右端か左端のどちらかに「7」がはみ出ているはずです。
動体視力に左右されず、少しの意識で誰でも「7」を見つけることができます。
蛍光灯に反射する図柄を狙う
機種の中には、ボーナス図柄が金色や銀色で縁取りされていることがあります。
このため、リールの上部に設置されている蛍光灯の光がその縁に反射し、「7」が通過する際に特有の輝きを放ちます。
輝く部分を探すだけなので、動体視力が劣っている人でも簡単に「7」を識別できます。
この練習法で大切なのは、リールの上部に注目することです。
スロット台の設計上、リール窓の上から「7」が現れる瞬間に蛍光灯が反射して輝くため、これを捉えることができます。
もし見つけにくい場合は、リールをやや下から覗くようにして観察してください。
ホールの環境により台と椅子の高さが異なるため、下から見上げる角度でリールを観察すると、反射光がより捉えやすくなります。
リールから離れて色の塊を見る
ボーナス図柄は目立つために通常、赤色や青色で描かれています。
また、図柄のサイズが大きめに設計されているため、他の小役よりも顕著に目立ちます。
リールを一定の距離から眺めていると、このような赤や青の色の塊が通過する様子を捉えることができます。
これは直視によるものではなく、動体視力が低い方でも識別可能です。
直視では「7」の図柄がはっきりと見えるのに対し、直視しない場合は、「あれ、赤い塊が通過したな」といった感じで認識されます。
この練習方法のポイントは、リールに顔を近づけ過ぎないことです。
赤い塊を見つけるのに苦労している場合は、顔をリールから少し離して全体を眺めるとよいでしょう。
スロットの目押しは、顔を近づけて一点を凝視するよりも、離れてリール全体を俯瞰する方が図柄を識別しやすくなります。
バックライトに透ける図柄を目押し
上述した蛍光灯に反射する光とは異なり、一部の機種では「7」の図柄が透けるようにデザインされています。
このような図柄は、リールの裏側に配置されたバックライト(電球)の光が透けて見える際に、明るく光ります。
前述の方法が外部光の反射するのに対し、この場合は図柄自体がリールの裏からの光を透過させることで識別しやすくなります。
この目押し手法も動体視力に依存せず、リールが透けて光る図柄を探すだけで実行可能です。
特に技術的なコツは不要で、単に透けて光る図柄を視認して目押しするだけです。
リール横から見てつなぎ目を狙う
この目押しテクニックは、「7」を直接狙う方法ではないものの、非常に有効なアプローチです。
リールの「つなぎ目」に焦点を当てて目押しを行います。
スロットのリールは必ずつなぎ目が存在し、これはリールの横から見ると特に明確に識別できます。
正面からではあまり目立たないつなぎ目も、横から見るとリールが「ガクッ」とわずかに波打つタイミングで明瞭になります。
このつなぎ目を利用する理由は、多くの機種でボーナス図柄がつなぎ目の近くに配置されているためです。
左、中、右の3つのリールすべてに、つなぎ目にボーナス図柄が設置されていることも珍しくありません。
そのため、ボーナス図柄が直接見えない場合でも、このつなぎ目を目安に目押しを行うことが推奨されます。
リールを横から見ていると、初めは周囲の人から不思議な視線を受けるかもしれませんが、慣れれば正面からもつなぎ目を見分けることができるようになります。
動体視力とは無関係にリールの動きに注目し、「ガクッ」という動きを見逃さないことが肝心です。
とりあえず見えた物を目押ししてみる!
これまで紹介したのは、初心者向けの目押しコツと練習方法です。
最も重要なポイントは、何か目についたものがあれば、とりあえずそれを目押ししてみることです。
目押しを躊躇することなく、以下のようなものをターゲットにしてみてください。
- 出っ張っているもの
- 光っているもの
- 色のある塊
- リールがガクっと動く瞬間
何でも構いません。
見えるものをとにかく狙って目押しを試みることで、自分がどのようなものを視認しやすいかが明らかになります。
この経験から学びスキルを磨いていけば、目押しの精度が向上していきます。
ボタンを押すタイミングを練習する
「7」を視認できるようになったら、次はストップボタンを押すタイミングの練習が重要です。
このタイミングを体に叩き込むためには、繰り返しの練習が必要です。
リールが1周する感覚を身につければ、どのスロット機種を打っても、ほぼ同じタイミングで目押しを行うことが可能になります。
一度この感覚をマスターすれば、その後は格段に楽になるので、何度も何度も練習を重ねましょう。
ストップボタンを押すタイミングのコツを次に紹介します。
タイミングは遅いより早い方が良い
スロットのリールは、ストップボタンを押した直後に必ず停止するわけではありません。
内部で当選していない役については、どのようにボタンを押しても揃わないように設計されているからです。
しかし、当選している役の場合はリール制御が働き、積極的に揃えようとする仕組みがあります。
このためリールはストップボタンを押した後、最大で4コマ(4図柄分)まで滑ることが可能です。
リールがストップボタンを押した後に最大4コマ分下方向に動くため、狙った図柄が枠内に停止しなかったとしても、それが必ずしも失敗を意味するわけではありません。
そしてリールは下方向にのみ回転するため、逆回転はしません。
この点から、ストップボタンを押すタイミングは、遅いより早めが望ましいと言えます。
狙った図柄を少し早めに押してしまっても、リールが滑ることで図柄が揃う可能性があります。
逆にタイミングが遅れると、図柄を揃えることは不可能です。
図柄が通り過ぎた後にボタンを押しても遅いので、意識的に少し早めにボタンを押すことがコツとなります。
見てからボタンを押すのは遅い
図柄が見えた後に、ストップボタンを押しては遅すぎます。
リールの動きを観察してから押す方法では、目押しに必要なスピードを捉えることは難しく、ほとんどの場合、タイミングを逃してしまいます。
特に初心者の方はこの間違いを犯しやすいため、注意が必要です。
リールが一周するリズムや周期を把握し、その図柄が上から現れる直前にボタンを押すのが理想的です。
リールの周期を身につけることが、成功への鍵となります。
まとめ:家スロやゲーセンで練習する
スロットの目押しは、十分な練習によって誰でも習得可能です。
特に動体視力が求められるのは、リプレイやベルなどの小役を目押しする場面で、ボーナス図柄を揃える際にはそれほど重要ではありません。
初心者でも基本的なコツを掴めば、すぐに目押しができるようになります。
自分にはできない!と決めつけると観察を止めてしまい、それ以上の上達が見込めなくなるため、ネガティブな思考は避けましょう。
もし、目押しの失敗が恥ずかしいと感じたり、他人の目が気になる場合は、ゲームセンターや家庭用スロットマシン(家スロ)での練習がおすすめです。
初めて目押しを練習する場合は、20スロットよりも5スロットでの練習が低リスクで効果的です。
自宅でコツを掴めば、実際のホールでのプレイに自信を持って臨むことができるでしょう。