パチンコ負け組養分からの卒業!

パチンコは満18歳になってから!

パチンコの損失を取り戻す衝動を抑制する9つの方法について解説!

パチンコで敗れることも少なくありませんが、その日の損失は直ちに回収したいと思うものです。

先週や先月の損失、そしてこれまでの負け額も同じように取り戻したくなります。

つい「負けた分はギャンブルで戻そう!」と思ってしまうことも。

しかし、その考えが浮かんだ時点で、すでに遅いと私は考えています。

 

【この記事でわかること】

・ギャンブルでの敗北を取り戻したくなる心理

・パチンコでの敗北感をコントロールする9つの方法

 

最初に明確にしておくと、パチンコでの敗北は諦めが肝心です。

ギャンブルでの敗北を勝って戻すのは、90%のお客さんにとっては非現実的なので、素直に敗北を認めましょう。

しかし、「諦めなさい」と単に言われても、納得できないのは当然です。

敗北したまま家に帰るのも、普通は難しいですから・・・。

 

・どのようにして敗北を受け入れることができるのか?

・何とかして勝利を手に入れ、損失を取り戻す方法は存在しないのか?

この記事では、そのような問題点に焦点を当てて説明します。

実行に移せば、計画無しにただ打ち続けることで敗北を取り戻そうとする……という状況を避けられるでしょう。

さらには、これからは「敗北を取り戻さなくても大丈夫な人生」が見えてきますので、ぜひ最後までお読みください。

※パチンコは満18歳になってから!

失ったものを取り戻したいと言う人の心理

「負けたままで帰るわけにはいかない!」

なぜ私たちは、パチンコでの負けを取り戻したいと感じるのでしょうか?

その理由を深く掘り下げてみましょう。

 

【負けを取り返す心理】

・人間は獲得した(勝った)喜びよりも、失った(負けた)痛みを強く感じる傾向がある

・失ったものを取り戻すため、リスクを負ってでも回復を試みる衝動が働く

 

これは「プロスペクト理論」という心理学の理論に基づいています。

失ったものを取り戻したいというのは、根深い人間の心理です。

そのため、多くのお客さんが負けを取り返そうと強く願うのです。

 

お金が増えるかもしれない期待がある

ギャンブルは本来、「遊び」、つまり「趣味」として楽しむものです。

勝負事であり、遊びの中で大事なお金を失うことになります。

しかし、ギャンブルは他の趣味とは異なり、お金を増やす「可能性」が存在します。

そのため、「使ったお金は最低限でも取り戻したい!」と考えるのは自然な感情です。

 

楽しめないまま帰ることはできない

ゲームセンターのような場所とは異なり、お金が戻る可能性があるため、人はそのように思いがちです。

さらにパチンコやスロットは、時には楽しめないこともあります。

遊びに来たのに、楽しめずに帰るのは難しいものです。

その結果、さらに負けを取り戻そうとして、追加で負けることもしばしばです。

 

負けを取り戻したい気持ちを抑える9つの対処法

「負けを取り返そうとする思考が、さらに次の負けを誘発する」

パチンコでの敗北を取り戻したい気持ちは理解できますが、その思考がさらなる負けにつながることもあります。

これに対する対策がないわけではありません。

これからパチンコで負けた際に試すべき、具体的な対処法を9つ紹介します。

基本的には「敗北を受け入れる」ことから始め、取り返しを求める気持ちにブレーキをかけることが重要です。

また、「勝って取り戻す方法」についても触れていきます。

 

パチンコは借金で打たない

最も重要なのは、借金をしてパチンコをしないことです。

私自身も経験がありますが、借金をしてパチンコを行うと、負けを取り返そうとする気持ちが強くなります。

理由は以下の通りです↓

 

① 借金をしている=収入だけでは足りない状況

② その状況で負ける=借金を減らすためには勝つしかない

 

このような状況では、単に負けを取り返したいというより、取り返さなければならない状況に追い込まれます。

「働いて稼ぐ」が難しい状況になるため、借金がない場合は少なくとも敗北を受け入れやすくなります。

 

また、借金をしなければ資金に制限がかかり、過度な負けを防ぐことにもつながります。

したがって、借金をしてパチンコをしている場合は、借金問題を優先的に解決することが重要です。

ホール内にATMがある場合など、すぐに借りられる環境にある限り、取り返す心理に立ち向かうのは難しいので、しっかりと対策を立てましょう。

 

家に帰りパチンコを卒業する決断

パチンコで負けを取り返したいと感じた時、その場で感情を抑えて「家に帰る」という選択は非常に有効です。

これを実践することができれば、パチンコを卒業できる可能性が大いに高まります。

負けを取り返す必要がなくなるため、パチンコを打たなければ負けることもないわけで、結果的に取り返す必要も消滅します。

実際、ギャンブルで一貫して勝てる人はごく少数です。

ですから、パチンコ自体を辞めることが、ストレスフリーで最も簡単な解決策と言えるでしょう。

 

私の経験からも、大きく負けている時に家に帰ることは珍しい行動でした。

キャッシュカードを自宅に忘れても、その日に取り戻したいという気持ちを抑えきれずに、わざわざ取りに帰ることがありました。

そして、閉店まで現金を追加投資して、パチンコを打ち続けることが何度もあります。

しかし、途中で負けを受け入れて家に帰ることができた時、私の考え方には大きな変化が見られました。

それは、パチンコをやめようと真剣に思えるようになったことです。

 

負けを取り返せたら、最終的にはそれでよいと自分を納得させがちですが、負けが増えると、さらにパチンコに行って取り返そうとする悪循環に陥ります。

しかし、途中で帰る決断ができれば、「もうパチンコはやめたい」という解放感を得ることができます。

そして、そう感じる時こそ、パチンコをやめる絶好のチャンスです。

 

依存性が強いパチンコは、このような機会にしかやめる気になれないことが多いのです。

途中で帰るという行動は、その後の考え方の変化を促します。

パチンコに行かなければ、負けを取り返したいという思いも生まれませんので、負けたら粘らずに諦めてすぐに家に帰るのが賢明です。

「帰る」というシンプルな行動だけで、負けない人生を歩める可能性が開けます。 

個人的には、家に帰って「今日でパチンコを卒業しよう」と決めることが最良の選択だと感じています。

 

勝てる見込みのある台しか打たない

パチンコを完全に辞めるわけではなく、別の対策を探している方は、「理論上、勝てる台のみを選んで打つ」という戦略を試す価値があります。

負ける頻度が減れば、それに伴って負けを取り返す必要も減少します。

特にスロットにおいては、機械割が100%を超える台が存在し、これらは完全攻略が可能です。

目押し技術が求められる場合もありますが、設定1でさえ期待値がプラスになる台も実際にはあります。

目押しミスや換金率による影響を受けることもありますが、機械割100%以上の台を選び続けることで、理論上は負けることは少なくなります。

パチンコでは、ボーダーライン以上の回転数が出る台を選ぶことで、スロットと同様に期待値をプラスに保つことができます。

 

ただし、期待値はあくまで理論値であり、実際にその日が必ずしもプラスで終わるわけではありません。

負けを受け入れられない場合、この戦略を用いても結局は負けが積み重なる可能性があります。

悪い流れになった時に深追いをしたり、台を変えて負けを取り返そうとする行動が、さらなる損失を招くことになります。

 

最も重要なのは、その日の負けをその日のうちに取り返そうとしないことです。

この自制心が持てなければ、いくら理論上の期待値がプラスの台を追い続けても、最終的には負けを取り戻すことは難しいでしょう。

そして、この方法を実行できるのは、おそらく全プレイヤーの中で約10%程度だけです。

 

働いて負けた分を取り戻す

パチンコで負けた金額を働いて取り戻す、というのは一番実用的な考え方です。

パチンコや他のギャンブルは、本来「遊び」です。

遊びで失ったお金を、同じ遊びをして取り戻そうとするのは、根本的に誤った考えかもしれません。

パチンコは他の娯楽活動と同様に、お金を支払い楽しむものと考えるべきです。

そのため、負けたお金(=遊びで使ったお金)は、実際に働いて取り戻すのが合理的です。

 

年収が足りない場合は、副業で収入を増やすことも一つの解決策です。

時間がかかるかもしれませんが、労働による収入で過去の損失を補うことは可能です。

「遊びで使ったお金は遊びの範囲で処理する」という心構えが大切です。

 

仕事や他の収入源に関心を持つことで、パチンコ依存から距離を置くことができます。

結果として、経済的に常にプラスの状態を維持することも夢ではありません。

負けることがなくなれば、勝ち続ける人生を送ることができます。

この目標を達成するためには、負けたお金を「遊びで使ったお金」として割り切ることが重要です。

 

収入を増やせば負けが軽減される

「負けは働いて取り返す」という考えに似ていますが、「余剰資金を増やしてゆとりを持つ」という戦略も考えられます。

多額の資金を準備することで、パチンコでの負けに対して感じる苦しみを軽減し、取り戻したいという衝動を抑制することができます。

統計によると、働いている人の平均月収は約34万円です。

ただ、この金額ではパチンコを存分に自由に楽しむには、少々もの足りないかもしれません。

 

それでは月収が100万円、すなわち現在の3倍以上になった場合はどうでしょうか?

以前の負けが、実質的に3分の1に軽減されることになります。

例えば、4パチ20スロで10,000円負けた場合、普段ならば取り戻したくなるところを、1パチ5スロでの3,000円の負けと同じ感覚になり、「まあ、いいか」と感じることができます。

つまり、余剰資金が増えるほど、同じレートの負けでも感じる苦しみが減ります。

 

自分の収入が増えれば、体感的な負けの影響も減少します。

月収100万円を目指すのが難しい場合でも、副業に挑戦するなどして収入を増やす可能性は誰にもあります。

この機会に、収入をアップさせることを目指してみてはどうでしょうか?

先ほどの「負けを遊びで使ったお金」と割り切れない場合でも、余剰資金を増やすことは有効な解決策の一つです。

 

1パチ5スロにレートを下げる

現代社会では、余剰資金を増やすのは容易ではないため、別の対策としてパチンコやスロットのレートを下げることが考えられます。

これにより、実質的に余剰資金を増やしたのと、同様の効果を得ることが可能です。

具体的には、「1パチ5スロ」という低いレートに設定することで、負けた際の金銭的ダメージを約4分の1に軽減することができます。

 

通常の高レートで遊ぶと、遊びの出費が高額になりがちです。

しかし、1パチ5スロを選べば、以下のような効果が得られます。

 

・4万円分を遊んでも、実際の出費は1万円!

・8万円分を遊んでも、実際の出費は2万円!

 

このように考えると、1パチ5スロは非常にコストパフォーマンスが良く、適正価格に感じられるかもしれません。

勝った時の喜びは減少するかもしれませんが、出費を抑えつつ遊べることで得られる満足感は大きいです。

 

また、この方法は負けた際に家に帰りやすくするなどのメリットもあります。

出費を抑えることで、負けを取り返そうとしてさらに負けを重ねるような状況を避けるためにも、レートを下げることを検討する価値は大いにあります。

パチンコはただの遊びであり、「1日に何万円も使うものではない」という認識を持つことが重要です。

この認識を持つことで、負けに対するストレスを軽減しましょう。

 

遊び要素を捨てて絶対に勝つ!

パチンコで絶対に勝つ!と集中し、遊びの要素を完全に捨てることで勝率を高めることができます。

これにより負ける回数を極限まで減らせれば、取り戻す必要がある日も少なくなります。

パチンコで徹底的に勝つための戦略は、次のようになります。

 

①貯玉の利用…貸玉手数料の無駄遣いを削減します。

②イベント日限定での実戦…フラっと遊びで行くのではなく、イベント日に限定して参加し、抽選が外れたら即座に帰宅します。

③店のデータ取り…店の釘調整や設定変更の傾向を把握し、出玉のパターンを研究します。

④止め打ちなど技術介入…捻り打ちやリプレイハズシなど技術介入を駆使して、効率良く出玉を増やします。

 

特に重要なのは店のデータを収集し、出玉の傾向を把握することです。

このデータを基にイベント日だけに参加し、出玉の多い台に座ることが勝率を上げる鍵となります。

自分のメインの店舗だけでなく、周辺の店舗も観察し、条件の良い台がある日には積極的に狙うことで、より勝ちやすい環境を作り出します。

 

私が勝てていた時期は、このようなデータ収集とイベント日に限定した実戦を心がけていました。

社会人になって時間の制約が増えた際には、徐々に負けが増え始めました。

望ましい番号が抽選で引けなかった場合、諦めて帰るのも勝つための一つの手段です。

希望の台が取れなければ、無駄な資金を投じずに帰宅するのが最も賢明な選択です。

朝早くから来たとしても、不利な条件で無理に打つ必要はありません。

勝ちに徹するという姿勢を持つことで、不利な実戦は極力避けるべきです。

 

パチンコは年中いつでも遊べる

負けた日の対処法として、「またいつでも打てるさ」と自分に言い聞かせる方法が有効です。

日々の実戦で負けを経験したとき、我々は「チャンスは今しかない!」と感じてしまうものです。

負けた状態でその日を終えることは、まるで一生取り戻せないかのような焦りをもたらします。

 

しかしパチンコは年中いつでも遊べます。

負けた分は働いて稼げば取り戻せるし、少しでも勝てる見込みが高い日を選んで再挑戦することもできます。

負けたその日に必死で取り戻そうとすると、冷静さを失っており、金銭感覚が狂っている可能性があります。

負けた時は、「パチンコはまたいつでも来れる」と自分自身を納得させ、その場を離れるべきです。

休日はこれからもありますし、次の機会にまた挑戦できます。

同じ機種であれば台がある限り、再度遊ぶことも可能です。

 

パチンコと健全な距離を保つ

もし、上述した対策を実践してもパチンコでの負けを取り返す衝動を抑えられない場合は、一時的にパチンコから離れることも検討すべきです。

ギャンブル依存症のような問題が発生すると、自己制御が困難になることがあります。

もし負けなければ取り返す必要もなく、そもそもパチンコをしなければ、負けることはありません。

 

これはギャンブルとの健全な距離を保つための、現実的な選択肢です。

コントロールが難しい場合、パチンコと距離を置くことを考えてみてはどうでしょうか。

個人的には、それが最も有効な方法だと感じています。

 

9割の人が負けを取り戻せない現実

ここまでは、パチンコでの負けを取り返す気持ちを制御する方法を解説しました。

なぜ、パチンコで9割の人が負けを取り返せないのか?について、次に深掘りしてみましょう。

 

得た喜びよりも失った苦しみが強い

人間の行動の背後には、損失を避けたいという心理が根底に存在します。

これは「プロスペクト理論」にも裏付けられており、投資やギャンブルにおいてよく見られる現象です。

人は得た喜びよりも、失った苦しみを強く感じるため、一度負けた際にその損失を取り戻そうとする傾向があります。

 

損切りできない負のループに陥る

また、損切りができないという心理状態も、パチンコでの負けを取り返せない原因の一つです。

損切りとは、負けを確定させることです。

この行動が取れない主な理由は、「負けを認めたくない」という心理が働くためです。

 

結論として、パチンコで負けを取り返せない主な理由は、「負けを受け入れることができない」という心理的な壁があるためです。

この壁を乗り越えるためには、負けたときに潔く損切りを行い、次の実戦を冷静に判断することが重要です。

しかし、それが実践できる人は少なく、9割以上の人がパチンコで負け続けるという負のループに陥っています。

 

還元率100%以下で深追いすると負ける

パチンコを含むギャンブルでは、プレイごとに胴元が客の賭金の一定割合を先に取り、残りが客に還元されます。

パチンコは、この「中抜き率」が15~25%とされています。(つまり75%~85%は還元される)

しかし実際には、こうはなりません。

私たちが負けを取り返そうと、必要以上に深追いするためです。

 

客は残り時間が少なく、回収設定(調整)が濃厚であっても、勝てる可能性を根拠もなく持ち、ひたすら金銭を投じる傾向にあります。

元々、還元率が100%を下回る勝てないギャンブルで、「取り返す」という行動に出ることで、負ける金額がさらに大きくなります。

ギャンブルでは「負けを取り返す」と考え始めた時点で、すでに勝てない状態に陥っていると言えます。

 

まとめ:できるかどうかは自分次第

パチンコの負けを取り戻すことは、結果として更なる負けを増やし傷口を広げるだけです。

なのでパチンコで遊ぶならば、負けを認める姿勢が必要です。

今回紹介した対策を参考にして、うまく立ち回ってみてください。

ただし、負けを取り返したいという衝動は思った以上に強く、今はできそうでも実際にその場になると、この衝動を断ち切るのは非常に難しいです。

できるかどうかは、自分との戦いとも言えるでしょう。

 

もし、今まで負け続けてきたなら、考えや立ち回りを変えない限り、今後も負け続ける可能性が高いです。

考えを改め行動を変えることによってのみ、その先の結果も変わることができます。

何もしなければ、何も変わらないのです。