「生入り」がジャグラーで起こった時の、あの意外な瞬間についてです。
ジャグラーの生入りがもたらす具体的な影響については、不明な点がまだ多く存在します。
この記事では、生入りによって生じる様々な現象を詳細に解説していきます。
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生入りの後のハマりはオカルトの産物?
ジャグラーを楽しむお客さんの中でよく耳にする話が、
「ジャグラーの生入りを経験すると、次のボーナスまで長い間ハマるようになる!」
「いや、生入りの後は逆に連続して当たりやすくなる!」
というものです。
これはオカルト的な信念で、実際のところ根拠はあるのでしょうか?
実はこれらの話には、何の科学的根拠も存在しません。
ジャグラーでのボーナス抽選は、レバーを引く瞬間にすでに行われています。
つまり、リールが回り始める前にボーナスの当たり外れが決定されているのです。
生入りとは、告知ランプが点灯する前に、たまたまボーナス図柄を揃えてしまうこと。
もしその時にボーナス図柄を揃えていなかったら、告知ランプが点灯する状態だったわけです。
生入り後のハマり傾向は存在しない
ジャグラーの抽選メカニズムを考慮すると、生入りが次のボーナスの抽選結果に影響を及ぼすことはありません。
ジャグラーは純粋な確率で動作するAタイプの機種であり、ボーナス抽選は常に一定の確率で行われます。
従って、生入りが発生しても、その後ハマりが生じやすくなるという事実は存在しません。
生入りの後にハマる現象が起こったとしても、それは単に偶然の結果です。
ボーナスの確率は生入りの前後で変わらないため、当たりやすさも変わりません。
生入り後の連続当たりは期待できない
生入りの後に連続当たりが期待できるわけでもありません。
ボーナスの確率は一貫して同じで、生入りがこの抽選に影響を及ぼすことはないためです。
生入りの後に連続して当たることがあったとしても、それはただの偶然です。(自力での当たり)
BIGもREGも特に意味はない
さらに補足すると、生入りが高設定の兆候とはなりません。
生入りはボタンの押し位置によって発生するもので、機種の設定には関係がありません。
また、生入りがBIGだろうがREGだろうが、それに特別な意味はありません。
BIGで生入りが起こったなら、そのプレイでBIGが当たっただけのことであり、REGであればREGが当たっただけです。
再度強調しますが、生入りが起こったとしても、その後のゲームの展開には何の影響も与えません。
生入り(なまいり)は直接的な当たり
「生入り」、この用語は「なまいり」と読みます。
これは、俗にいう「直当たり」という現象を指します。
特にジャグラーの場合、GOGOランプが点灯していない状態で「777」のBIGや「7 7 BAR」のREGが揃うことを意味します。
この「揃ってしまう」という表現には意味があります。
それは、予期せずに(ボーナスが成立していることに気付かずに)「777」が揃った場合に「生入り」と呼ばれるからです。
意図的に「777」を狙って揃えることは、生入りとは言わないのです。
ジャグラーはフル告知機種に分類されます。
GOGOランプが点灯していない状態で、意図的に「777」を揃えるためには、各プレイで全リールに7を狙う必要が生じます。
しかし、通常、プレイヤーは常に全リールに7を狙うわけではないため、予期せずに突如「777」が揃うことがあります。
この現象がまさに生入りというわけです。
生入り体験は恥じることではない
ジャグラーで生入りを経験しても、その後のゲーム展開、例えばハマりや連続当たりに影響はありません。
そこで重要なのは、プレイヤー自身が感じる様々な感情の変化です。
衝撃や喜び、驚きや混乱など、様々な感情がプレイヤーを襲うことでしょう。
加えて生入りは、周囲の人々にも何らかの反応を引き起こすことがあります。
他のプレイヤーに生入りを見られた場合、彼らは「あの人、生入りしたんだ」と思うかもしれません。
中には、生入りを目撃されたことに対して、恥ずかしさを感じる人もいるでしょう。
しかし、実際には恥ずかしいことではありません。
他人がどう思おうと、プレイヤーの勝敗には何の影響も及ぼしませんので、他人の目を気にする必要はないのです。
ジャグラーで生入りした際のデメリットについて
ジャグラーにおける生入りは恥ずかしいことではありませんが、実はいくつかのデメリットが存在します。以下にそのデメリットについて説明します。
チェリーの目押しミスの可能性
生入りが起こるということは、それがチェリーの目押しを行っていない、または目押しに失敗していたことを意味します。
アイムジャグラーや同様のリール配列を持つジャグラー機種では、BARの上か下にチェリーが配置されており、左リールにはBARと7が交互に配置されています。
そのため、左リールで7が停止した時点で、プレイヤーがチェリーを狙っていなかったか、狙いが外れたということになります。
チェリーを狙うことは、必ずしも機械割に大きな影響を及ぼすわけではありませんが、勝率を少しでも高めるためにはチェリーを狙うべきです。
生入りによる恥ずかしさよりも、チェリーを取りこぼすことによる損失を意識することが重要です。
単独当選か重複当選かの識別が困難に
生入りが発生した場合、ボーナスが単独での当選なのか、チェリーとの重複当選なのかを判断することが困難になります。
これは左リールに7が停止したことにより、チェリーを枠内に引き込むことができないためです。
アイムジャグラーなどのジャグラー機種では、ボーナスとチェリーの両方が当たった場合にボーナス図柄を優先して揃える「ボーナス優先制御」が採用されています。
このため、チェリー重複が当たった際に7を正確に目押ししてしまうと、チェリーを取りこぼし、ボーナスの種類が判別できなくなることがあります。
特にマイジャグラーのようにREGの成立パターンが設定推測に影響を与える機種では、この区別が非常に重要です。
したがって、設定推測を行う場合、生入りは避けたいシチュエーションの一つと言えるでしょう。
告知ランプの輝きを逃す喪失感
ジャグラーにおける最大の魅力の一つは、間違いなくGOGO!ランプが光る瞬間です。
しかし、生入りをしてしまうと、この至高の瞬間を見逃してしまうことになり、それは大きな喪失感を引き起こすことがあります。
ジャグラー愛好家にとって、GOGO!ランプの光は単なる明かり以上のもの、勝利と達成感の象徴としての価値があります。
その輝く瞬間を見逃すことは、言わば重要な機会を失うことに等しいのです。
「ボーナスが揃っても、そのペカリ(ランプの光)が見られなかった…」という感覚は、ジャグラーにおける生入りの最大のデメリットと言えるかもしれません。
まとめ:生入りの楽しみこそがジャグラーの真髄
ジャグラーの特別な魅力は、GOGO!ランプの輝く瞬間にありますが、時には予期せず生入りを経験することもあります。
この生入りを単なる目押しミスと捉えるのではなく、「予期せぬ楽しみの一つ」として受け入れることが、ジャグラーの深い楽しみ方の秘訣ではないでしょうか。
生入りは予測不能な偶発的な出来事として、ジャグラーのゲーム体験にユニークな要素を加えるのです。