「パチンコを複数台でカニ歩きし、各台に1000円ずつ投資する方法で実際に利益を得られるのか？」
直接的な回答としては、カニ歩き方式でパチンコを楽しむことは推奨されず、むしろ避けるべきです。
その背景には、確固たる勝つ根拠を得ることが難しい具体的な理由や、負けやすくなる要因があるからです。
この記事では、カニ歩き戦略の仕組みやその現象に関して、詳細に説明していきます。
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カニ歩き戦略でパチンコは利益を出せる？
カニ歩き戦略が利益を生むか否かについて、実はカニ歩きを採用すれば利益を得る可能性がある場合も存在します。
しかし、逆に損失を出すケースも少なくなく、場合によっては連敗することもありえます。
このような損失を経験した際、自分に対してどのように理由付けをし、納得することができるでしょうか？
もし納得できる説明が難しいならば、カニ歩きのような戦略を採用するべきではありません。
つまり、勝ち負けの結果だけを語るのは簡単ですが、その時点で遅すぎるのです。
「パチンコで長時間粘ると負けが込むため、カニ歩きを試したら利益が出始めた」という場合もあります。
しかしながら、永続的にカニ歩き戦略で利益を上げ続けることは現実的ではなく、容易ではないことを理解しておく必要があります。
そうして結局のところ、戦略を何度も変更することによって、損失の連鎖に陥ってしまう可能性があります。
有効なカニ歩き戦略とは何か？
パチンコにおけるカニ歩き戦略として、根拠を持った有効な方法があります。
それは朝一での潜伏確変や、遊タイム狙いが主になります。
朝一のCタイムや、スロットの朝一リセット狙いなども良いでしょう。
これらは実質的な「戦略」と言えます。
すなわち、カニ歩きは確変潜伏や遊タイムの機種に絞れば、相応の利益を上げられるというわけです。
設定変更の頻度が高い店では効果的
カニ歩き戦法は、設定変更を頻繁に行う店舗で特に有効です。
逆に、設定をあまり変えない店舗では、カニ歩きのメリットは限定的と言えるでしょう。
常連客であれば、その店舗の傾向を把握しているはずです。
設定変更を積極的に行う店舗であることを知っていれば、カニ歩きによる効果は期待できます。
しかし、全台設定1のような極端な設定を平然と行う店舗でカニ歩きを試みても、時間とお金を浪費するだけです。
店側もカニ歩きを狙う客の存在を認識し、ガックンチェックなどを意味のないものにするための対策をしている店舗もあります。
カニ歩き禁止の店も存在
このように、特定の状況ではカニ歩きが非常に効果的な戦略になり得ます。
しかし他の一般客から見れば、迷惑な行為と見なされることもあります。
実際に、カニ歩き行為を禁じるハウスルールを設けているホールも存在し、場合によっては出入り禁止になることもあるようです。
そのため他の客への配慮や、店の雰囲気をよく考慮しながら行動することが重要です。
カニ歩きかタコ粘りか？
カニ歩きとタコ粘りのどちらが優れているかという問いに対して、タコ粘りが有利とされます。
ただし、これは釘の良い台、すなわち勝つ根拠がある場合に限ります。
なぜなら、勝つための立ち回りにおいては、確固たる根拠が必要不可欠であるからです。
感覚的な台選びや行動は、店側との間で不利な勝負になる可能性が高いです。
カニ歩きが流行る機種の傾向
オカルト的な要素で、カニ歩きの対象となる台もあります。
特に海物語シリーズでは、一時期にカニ歩き戦法が流行り、多くの人が実戦した例もあります。
効果があるのかどうかは疑問ですが、人気のパチンコ機種には一定の傾向があるようです。
パチンコを楽しむと言う点では、カニ歩きで打つのも良いでしょう。
【まとめ】粘る戦略とカニ歩き戦法
一台で粘り続ける戦略は、大きなリスクと高い損失の可能性を伴います。
カニ歩きは、現状を見極めて別の台に移る方法として、一定の効果が期待できます。
たとえば3万円の資金がある場合で、一台に粘り続ける人は、
- 3万円を消費しても当たりなし
- 当たりがあっても連チャンせず資金を消耗
- 3万円以内で大当たりし、大きく利益を出すケースも
- 利益が大きい一方で損失も大きい
カニ歩きを選択する人は、
- 消耗する前に他の機種に移動できる
- 連チャンする前に止めてしまうこともある
- 小額での連チャンで利益を得ることもある
- 損失が少ないが、それに比例して利益も小さくなる傾向に
結論としては、ギャンブル性を追求するなら一台での粘り戦略が。
そして趣味や小遣い稼ぎとしては、カニ歩き戦法が適していると言えます。
要点は、カニ歩き戦法が成功することもあれば失敗することもあるということ、そしてそれに依存することはリスクが伴うということです。
カニ歩きはパチンコの抽選メカニズムを根底から変えるものではなく、根拠のない戦法に過ぎません。
勝つためにはより確実性の高い、釘の良い台での長期戦が望ましいです。
カニ歩き戦法に名を馳せる谷村ひとし氏も、その効果についてはオカルト的なものと位置付けており、深く信じ込むべきではないとしています。
カニ歩きをどう活用するかは個人の判断に委ねられますが、正しい理解と根拠ある立ち回りが重要です。
